安全性や効果も実証されている美容法
血液クレンジング美容皮膚科は、少量の血液を採取し
その血液の中にオゾンガスを混ぜるという施術です。
オゾンガスによって活性化された血液を体内に戻すことにより、
全身の血液を活性化させることができると言われています。
日本ではまだあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは
歴史のある方法なので信頼されています。
薬剤などは全く使いませんし、自然治癒力を高めるという施術なので
安全性が高く、体にかかる負担も少ないことが分かっています。
そのため効率よく健康を維持することができるでしょう。
血液クレンジング美容皮膚科には代謝をアップさせる効果や老化を防止する効果、
冷え性を改善する効果、美肌効果、ダイエット効果などが得られると言われています。
また、活性酸素が除去されるため、ストレス解消や疲労回復にも効果が期待できるでしょう。
安全性の高い施術なのですが、持病のある人や妊婦などは
施術を受けられないこともあります。
気になる場合は美容皮膚科に相談してみると良いでしょう。
一般的に一回の血液クレンジング美容皮膚科は2~3週間効果が持続するとされています。
オゾン療法とは?どんな歴史がある?
オゾンは日本では有毒なものというイメージもまだまだ根強くありますが、
海外では食品の殺菌などに使われており、オゾン療法という治療法も確立されています。
では、オゾンの治療法が確立されるまでの歴史とはどんなものなのでしょうか。
オゾンは1840年に命名されたのがその始まりですが、それを治療の現場で使われたのは
それから16年後の1856年のことでした。
ヨーロッパのホメオパシー医が手術室や手術器具などを殺菌・消毒するためにオゾンを使い始めたのです。
そして19世紀の後半には、様々なバクテリアやウイルスに対抗する手段として
ヨーロッパ全域にまで広まります。
さらにそれが一段階進んだのは1870年のことです。
ドイツの医師が、オゾンを使って試験管の血液浄化を行なったと告知したのです。
この後、医療分野でもオゾンを使うことが広まり、抗菌薬であるペニシリンが
1942年に登場するまで殺菌消毒の主役であり続けました。
ちなみにこのオゾン療法は日本にも100年近く前に入ってきていましたが、
残念ながら普及はしませんでした。
しかし現在になってようやく海外から再流入するようになり、普及の兆しを見せ始めています。
臨床での使用例も増えているオゾン療法は、これからも広まっていくでしょう。
オゾン療法の効果や安全性
ちなみに、効果の出方には個人差もありますし、1回で効果を実感できる人もいれば
なかなか効果を実感できない人もいます。
副作用のリスクなどはほとんどないとされていますが、血液を採取する時や
再び戻す時などには多少の痛みがあります。
また、血管外に血液が流れてしまった場合、一時的に腫れてしまうこともあるでしょう。
費用については美容皮膚科ごとに異なっています。
保険は適用されないので全額自己負担になってしまうことを知っておきましょう。
オゾン自体は強い酸化力を持っていますが、血液に適切な量を加えるだけなら問題はありません。
オゾンがそのまま体に作用するわけではありませんし、活性化した血液が
体に良い効果をもたらすという仕組みです。
また、ボトルなどは使い捨てになっているため、感染症などのリスクもないということです。